自ら動いたから見えた「営業責任者とミス日本代表」両立の理由 株式会社Donuts 竹間 瑠莉 | 急成長企業を支援してきたマーケティング会社が厳選した急成長企業と出会える場所「LEAPLACE」 - LEAPLACE
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自ら動いたから見えた「営業責任者とミス日本代表」両立の理由
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自ら動いたから見えた「営業責任者とミス日本代表」両立の理由
株式会社Donuts
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営業責任者としてチームをマネジメントする傍ら、ミス日本代表として海外活動をこなす女性がいる。勤怠管理や給与計算などの全6サービスを展開するクラウド型バックオフィス支援サービス「ジョブカン」を運営する株式会社Donutsで働く竹間瑠莉氏だ。竹間氏の貢献により「ジョブカン勤怠管理」の導入実績は4年間で5000社から60000社へと拡大。3度の全社MVP受賞を経て、今では「ジョブカン勤怠管理」のチームをまとめるリーダーとして信頼される存在だ。いかにして、仕事とミス日本の活動を両立させ、かつ共に100%でこなしているのだろうか。話を伺った。

能動的な振る舞いで、チャンスを掴む

—— 竹間さんは Donuts で営業責任者として働きながら、ミス・ツーリズム・ワールドの日本代表としての活動や、新たなミスコンへの挑戦も続けています。

大学時代に国際協力をしていたとき、もっと影響力を持って貢献できないかと考えて、2014 年からミスコンへの挑戦を始めました。ただ、当時は世界に行くチケットを手に入れられなかったんです。

その悔しさは Donuts に入社してからも忘れられなかったので、**上司に「再チャレンジしたい」と素直に打ち明けました。**するとあっさり認めてくれて(笑)、2016 年からミスコンへの応募を再スタートしました。

ただ、ミスコン競技者の中で事務所に所属せず、**会社勤務をしている私は圧倒的なマイノリティでした。**平日の昼間にジムやエステに行けませんし、ドレス等の衣装代や交通費などはすべて実費。それらを負けてしまったときの言い訳、“保険”にしていたんです。

そんな中での挑戦はやはり上手くいかず、社会人初のミスコンはベスト 15 位にも入りませんでした。今考えると当然の結果です。

—— 一筋縄ではいかなかったのですね。

**中途半端な自分が悔しかったですね。**だからこそ諦めきれなかった。

そこで、自分の中に作っていた"保険”を捨て、ストイックに自分と戦い抜いた結果、ミス・ツーリズム・ワールド日本代表として念願の世界大会に出場できました。

海外では世界大会以外にも日本の紹介やボランティア活動も多く、現地の活動を通じて視野はかなり広がったと思います。

—— 仕事では MVP を3度受賞したと伺いましたが、どう向き合ってきたのでしょうか?

**自分で限界を決めずに、営業の範囲外にも手を挙げて挑戦をしてきました。**たとえば、HP の作成や新規機能の仕様書作り、イベント企画、外部セミナーの司会、講師など。Donuts では、やりたいと手を挙げる人にチャンスが周ってくるんです。

「竹間に任せたら安心」と思ってもらえるようなレパートリーを増やすために、どれも納得いくまで極めました。Donuts の行動指針である**「プロ意識」**に集約されるのかもしれません。

本業の営業に関しては、サービス成長に合わせて営業目標が上がっても、営業人数は変わらないことは日常茶飯事でした。先月まで2人で 20 件成約していたところを、今月から1人で 20 件の成約を目指さないといけない、なんてこともありましたね。

だけど、こういうときこそチャンスです。どんなときでも「できる方法」を考えて突破してきたことで、営業目標の達成と仕事の幅を広げることにつながったのだと思います。

個々の意思を聞き、適した仕事を共に探す

—— 「できる方法」を考えて困難なことも突破するのは、入社当初からですか?

いえ、最初の頃は精神的にも弱かったので、泣いてばかりいました(笑)。成長できたのは、**上司や周りの人に支えてもらえたから。**Donuts には人間味のあるプロフェッショナルが多いんです。

自分が変わるための気づきを与えてくれる人が周りにたくさんいるので、自分一人で営業成績を残してきたというより、周りのメンバーと一緒に成し遂げた実感が強くあります。それはもちろん、今もそう。みんなをリスペクトして、お互いに頼りながらチーム全体の達成にこだわる。

「チーム作り」は Donuts 入社してから醸成された私のモットーかもしれません。

—— いま入社5年目ですが、責任者になったのはどのタイミングでしょうか。

営業責任者になったのは 2019 年4月です。自分の仕事と並行して、オフライン領域を強化すべく 2018 年 12 月に新しくパートナーチームを発足しました。そこにフィールドセールスチームが合体し、私は営業2チームの責任者になりました。

ただ、人数が3人から 12 人に一気に増えたので、正直戸惑いましたね。そこで、まずは一人ひとりの意思や、何を考え何に喜びを感じるのかを知るために、全員と1 on 1の機会を何度も作りました。

その上で、各メンバーに適した仕事を任せるように。たとえば、数字が強い人にはセールスフォースによる分析を任せたり、セミナー講師が好きな人には、セミナーにアサインして全国を飛び回ってもらったりしています。

いまでは、これまで発言が少なかったメンバーからも「この仕事が得意」「これをやりたい」という声が挙がるようになり、みんなでディスカッションをする場も増えています。今後、他の事業部も合体して数十人規模の大きな組織になります。日々新しい挑戦ばかりで1年先も想像つきませんが、未来が楽しみです。

年次や職種に関係なく挑戦できるカルチャー

—— Donuts で働く面白さは何でしょうか?

挑戦できる機会が多くあることではないでしょうか。「ジョブカン勤怠管理」が軌道に乗り始めた 2015 年以降、年に1回のペースで新規事業としてジョブカンシリーズが立ち上がってきました。 この新規事業は、年次や職種に関係なくやりたい人が手を挙げて挑戦できるんですね。もちろん実績が伴っている人が優遇されますが、新卒1年目のメンバーが抜擢されることも珍しくありません。

役員と直接やり取りをして、日々意思決定をしながら事業を作り上げていくので、視座もどんどん上がっていく。それが会社全体の視座を上げることにもつながっていると思います。

私も2サービスの立ち上げに携わり、営業として新しいサービスをいかにして市場に提案していくかを考え抜きました。こうした、誰にでも挑戦の機会がある、縛りのないカルチャーが私の価値観と合っていると日々実感しています。

—— 竹間さんが仕事とミスの活動を両立するために大切にしていることは何でしょうか。

悩むよりまず行動を起こすこと、そして日々感謝することを大切にしています。

20 代後半から 30 代前半にかけて、ライフイベントや自分の仕事などについて、女性は悩むことがより一層多くなると思います。大学時代の友人やミス仲間から相談を受けるとき私が必ず言うのは、全部やってみたら?ということ。何かの選択肢を両天秤にかけているなら、両方やってしまう方がいいと思っています。

正社員なのに海外で別の活動をするなんて、普通なら許容してくれないと思うんです(笑)。でも、**やると決めたら、出来ないことはないはず。**そう思えるようになったのは、Donuts の仲間やカルチャーがあったから。

この感謝を返していくためにも、誰もが挑戦できる環境を私もつくっていきたいと思ってます。

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