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研究者からITコンサルタントの道へ。未来を切り開く女性の活躍

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新卒採用チームの岡田美佳子です。今回は、2018年に新卒入社してからプロジェクトを牽引するまでの道のりを、石倉麗音奈(いしくられおな)さんに語っていただきました。石倉さんはIT未経験で入社し、現在は金融グループのITコンサルタントとして活躍しています。これから就職活動をスタートさせる皆さんに、20代の女性がフューチャーでどのように活躍しているのか、参考にしていただければ幸いです!


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目次

  1. どこでも通用するスキルがあれば、何があっても働き続けられる
  2. 新人研修の苦しみを乗り越え、飛躍的に成長した3年間
  3. 新しい挑戦はすぐそばに。今後はさらに難度の高い仕事へ


どこでも通用するスキルがあれば、何があっても働き続けられる

―― 石倉さんは学生時代、どのような研究をされていたのでしょうか?
幼い頃から医療や製薬という分野に憧れがあり、大学では主に生物学を学び、大学4年から修士2年までは「嚢胞性線維症」という難病に対する治療薬の認可に向けた研究を行っていました。

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―― 就職活動では研究を活かして製薬の道は考えなかったのでしょうか?
もちろん研究していた分野で働くことも考えましたが、20年後を想像した時に、製薬業界で自分が何か特別なスキルを持って会社や社会に貢献している具体的なイメージが湧きませんでした。

それは私の母の影響があるかもしれません。私の母はピアノ講師をしています。ピアノを弾くというスキルを活かして働く母の姿を見て育ったので、私もどこにいても通用する自分だけのスキルを持って働きたいという思いがありました。ITはどんな業界にも必要とされる要素なので、例えゼロからのスタートであってもスキルを身に付ければどこにいても働き続けられるだろうなと思いました。それに、どの業界に就職したとしても学生時代の研究の延長ではなく、初めてチャレンジすることの方が圧倒的に多いと思っていたので、IT業界で挑戦しようと決心しました。

新人研修の苦しみを乗り越え、飛躍的に成長した3年間

―― 入社してから携わったプロジェクトと現在、担当している業務について教えてください。
約3ヵ月間の新人研修を経て最初に配属されたのは、地方銀行のプロジェクトです。最初の3ヵ月程は保守対応を担当しました。お客様との調整にはシステム全体の把握が必要でしたので、業務を幅広くキャッチアップしていきました。

その後、住宅ローンなどの申込み、契約を非対面で実施できるようにする対応などを担当し、消費税増税の対応で初めて一つの案件を主担当として推進しました。その後もいくつかの中規模案件を経て、現在は入社以来、最大規模の案件を担当し、提案活動にも参加させてもらえるようになりました。小規模案件の一担当からスタートし、次に主担当となり、徐々に任される案件の規模が大きくなっているイメージです。

しゃべり

―― 一歩一歩着実にステップアップされているようですが、今に至るまでの道のりは順調でしたか?
やはりITに触れるのは初めてだったので新人研修中は苦難の連続でした。しかも、最初は流通などBtoC企業を支えるプロジェクトへの配属を希望していたので金融業界の仕事についていけるか不安もありました。ただ、結果論ですが、今の銀行のプロジェクトで本当に良かったと思っています。配属後すぐに裁量の大きな保守対応を任せてもらえたことで、常にソースコードを読める環境にいられたことや保守対応を通じて全体の業務を把握する機会をもらえたのがとてもラッキーでした。「仕事を任される」⇒「何とかやってみる」⇒「わからない点は教えてもらう」⇒「できるようになる」を繰り返しているうちに、着実にできることも増えていき、それがやりがいに変わっていきました。一歩一歩進んでいくなかでタスク管理能力も身に着いたように思います。

入社したばかりの頃は、自分のつまずきが何なのかをしっかり把握することさえ難しく、先輩にあれこれ質問するもののうまく伝わらないということも多々ありました。今は自分が先輩の立場になったことで客観的にその状況を振り返れるようにもなり、自分がどこまで理解しているのかをしっかり伝えることができれば、成長スピードも上がることがわかってきました。メンバーの稼働状況にも考慮しながらタスクを適切に割り振り、全員が学べる機会を作れるようチームの雰囲気づくりにも努めています。メンバーのおかげで日々いろんな気づきがあり、現在はお互いの得意分野を生かして助け合いながら仕事を進められています。


新しい挑戦はすぐそばに。今後はさらに難度の高い仕事へ

―― 次はどんなステップアップを思い描いていますか?
開発力という点ではある程度のスキルを獲得できたと思っています。スキルが身についたことで、最近ではお客様と対等に会話することができるようになったと実感しています。これからは、もう少し前工程フェーズの仕事に携わりたいという気持ちもあります。要件定義には何度も参加していますが、基本的にはお客様から提示された要件を詰める程度のものなので、近い将来は、お客様と一緒に新しいビジネスを生み出せるような新しい仕事をしてみたいです。

―― フューチャーに興味を持っている方へメッセージをお願いします。
私自身、「ITを熟知したコンサルタント」になるための経験を積んでいる途中です。今でも知識不足で不安になることもありますが、壁にぶつかった時は、ここを乗り越えたらまた新しいスキルや知識が身につくはず!とポジティブに考えています。助けてくれる優秀な先輩もたくさんいますし、年齢に関係なく裁量の大きな仕事も任せてもらえるのもフューチャーの魅力だと思います。

また、女性にとっても働きやすい会社だと感じます。今まで働いてきていて、女性だからという目で評価されたことは一度もありません。いい意味でフラットなんですよね。自分次第で時間を作ることもしやすく、私はオンオフの切り替えを意識して仕事をしています。今はコロナ禍で難しいですが、以前は休暇をとってリフレッシュのために毎月のように旅行にいったりと、自分の時間を確保していました。

フューチャーは、入社前に現場の社員から話を聞く機会が多く提供されているので、少しでも興味があればぜひ話を聞いてみて欲しいです。入社してから努力すれば、私のようにIT経験がゼロであっても開発もできるようになるので、臆せず飛び込んで来てほしいです!

全身

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フューチャーでは石倉さんのように様々なバックグラウンドを持ったメンバーが活躍しています。石倉さんもIT未経験からの入社でしたが、研究生活で得られた「ゴールから逆算し、研究計画を立て、手順を作成する」という経験はプロジェクトを進める上でも活きているそうです。「自分のコアになるスキルを身につけたい」という目標を持ち続けることで、たくさんの壁を乗り越えている姿は本当に素敵だと感じました。自分次第で可能性は無限に広げられるという考えがこの記事を通して伝われば嬉しく思います。


岡田_20200518

編集:石井 祥恵

引用:未来報 (未来に向けて挑戦を続けるフューチャーの人、カルチャー、イベントなどを紹介)